2019/06/08

造化三神

『造化三神(ぞうかさんしん』とは、 古事記に記された最初に出現した神。アメノミナカヌシ、タカミムスヒ、カミムスヒの三神は、造化三神と呼ばれ(造化は創造の意)、天地を造り成した神とされている。80首からなるカタカムナの唄のなかで、第7首にはこの造化の三神が出てくる。

マカタマノ
アマノミナカヌシ
タカムスヒ
カムミムスヒ
ミスマルノタマ

金鳥山(カタカムナの森)のヤマモモの木を描いたあと、なにか足りないような気がして、何日も絵を見つめ続けていた。当初は光の玉のようなものを全体に描いていた。いま思うと、あれは木漏れ陽というより、ミスマルノタマ(高次元に繋がるときに現れる不思議な球体)だったのだろうと思う。


このままでもよかったのだけど、ストンと絵の底が抜けて、地下に暗黒が現れた。こうなると絵は描き手を置いて、独り歩きしてしまう。ヤマモモは門番のように此方と彼方の狭間に立ち、暗黒ではふたつの銀河が渦巻いた。



ここではじめてカタカムナの記号が頭に浮かんだ。唄の意味も知らずに、検索して拾った画像を参考にして、三神目の渦を描いている。それが第7首、造化の三神の唄だった。


唄の内容も造化三神も、すべて後から教えてもらったことだ。絵はたしかに本人が描いているのだけど、同時に描かされている。ヤマモモの木は直感の回路を通して、見えない世界の質感を伝えようとしている。

古事記もカタカムナ文明も詳しくはないけど、あの場所で感じた不思議な力のことだけはわかる。それは知識ではなく実感、頭だけではなく全身で感じたこと。そのリアリティが回路を繋ぎ、創造力に働きかけて予感を与える。スパイラルを描いた霊感が、実在するこの世界にシンクロニシティの火花を散らす。





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